姫まつ倶楽部通信～姫街道の松並木からのメッセージ～

　姫街道の松並木には、２００本あまりの松が、残っています。　開発の波は、松の生きる環境を日に日に悪くしています。

　葵西４丁目のワークマンの隣にあった、３軒長屋の貸し店舗が壊されたと思ったら、マンションが建つようです。
　
　現場へ行くと、なんと松の20ｃｍの処まで溝が掘られ、根が切断されています。　残土の山を見ると、切られた根っこが何本も転がっています。　

　根の切断は、強度ダウンにつながります。　つまり風が吹いたら、倒れる危険性があるということです。　又切り口の消毒をしないと、細菌が根に入り、樹芯を腐らせる原因になります。
　市文化財の担当に、連絡をしました。　すぐ行ってくれましたが、私有地内であるため、行政指導が出来ず、現場の方に「できるだけマツに配慮して施工いただけるようお願した」とのことです。

　こんなことで、良いのでしょうか？